2015年8月2日日曜日

【アニメ感想】蛍火の杜へ

実はアニメを見るのも趣味なので、たまには紹介しようと思います。
 『蛍火の杜へ』(ほたるびのもりへ)はもう3回くらい見ているのですが、短時間でさくっと心を動かしてくれるいいアニメです。

『蛍火の杜へ』 あらすじ

夏休みに、祖父の家に遊びに来ていた少女・蛍は、
妖怪たちが住むといわれる“山神の森”へ迷い込んでしまう。

途方に暮れ、泣き出した蛍の前に現れたのは、狐の面を被った少年・ギン。
ギンに助けられた蛍は、毎年夏になると、ギンのもとを訪れるようになる。

そして、ふたりはいつしか惹かれあってゆく。

だがギンは、人でも妖怪でもない、触れると消えてしまうという不思議な存在だった。(蛍火の杜へ)
 『蛍火の杜へ』は、人と妖怪が恋に落ちるアニメです。
ただ、ギンは人に触れると消えてしまいます。

毎年夏が来る度、ギンに会うため森に赴く蛍は、中学~高校生と成長していきます。
でも、ギンは何年経っても若いまま。
いつか時がふたりを別つ、叶わぬ恋だとお互い薄々気付きはじめます。

そして好きな人に触れないって、このもどかしさったらないですよね。
遠距離恋愛に近いかなって思ったけど、触れられる距離で触れられないって、どちらかというと片思いに近いんじゃないかと思いました。

ネタバレしちゃいますけど、最後にギンは消えてしまいます。
こけそうになった子供の手を掴んじゃうんですよね。

でも、あれはたぶんわざとなんじゃないかと思います。
時の流れには逆らえず、一生お互いに触れられない。
そしてギンも言っていますが、もう次の夏が待てない、と。

蛍に罪悪感を抱かせず、お互いの気持ちと時の流れを考慮したベストな選択だったんでしょうね。

そんな感じで、想いやりとはなんなのかを思い出させてくれるいいアニメです。

俺の場合はずっと触れなくていいから、どっちかが死ぬまで一緒にいよう!派なんですけどね(オイ

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