2015年12月7日月曜日

ゲーム業界でなんとなく働いてみたい。そう感じたらライターをやるべし

今回はゲーム業界で仕事がしたい人に向けた話。

僕は今年の5月に、ライターからイベンター(正確には違うけど)になりました。

ゲーム業界で本格的に働くにあたって、ライターをやっていてよかった、そう思った点が少なからずあります。
ライターは、ゲームの仕事を、なんとなくやってみたいと考えている人にぴったりだと思うのです。




  • その理由1 ゲームをたくさん触れる(触らなくてはいけない)

ゲームの仕事がしたいと言うからには、ゲームをたくさん触っても苦でないはず。
逆に、ここで無理ならゲームの仕事はあきらめた方がいいかもしれません。
ゲームの開発にしても、イベンターにしても、好きなゲームだけ触っておけばいいということはないのです。




  • その理由2 人脈が広がる。ゲーム業界の仕事を知れる。

ゲームイベントの取材、メディア向け体験会のレビューをやらせてもらえれば、ゲーム業界の人と知り合うことができます。
何回か会っていれば、仕事の話も聞けるようになるでしょう。
そのうち、ライター以外にやってみたい仕事に出会えるかもしれません。



ここからは、どうやってライターになるか、という話。

僕の場合は、XNEWS(http://www.xbox-news.com/)さんのTGSレポートのお手伝いをさせてもらって、そこからゲームメディアを紹介していただきました。

ちなみに、XNEWSさんは知り合いの方(ゲーム大会の主催者)に紹介してもらいました。



「なんだ。結局、コネじゃん」と思われた方、あなたは正しい。

そう、必要なのはゲームメディアへのコネなんです。

でも、このコネをどうやって作るのか、そこまでは考えたことがないと思います。

実はこれ簡単で、ライターと知り合えばいいのです。
この記事を読んでいる人は、少なくともひとりライターを知っていますよね。
ひとり知り合いを作れば、あとは繋がっていくだけですから簡単です。

ここのコメント欄でも、Twitterでも、「ちょっと興味がある」とアプローチしてみればいいのです。



とはいえ、僕も全員をゲームメディアに紹介できるかというと、そうではありません。

「紹介」というのは、その先の責任を持つ、ということだからです。
紹介された側(ゲームメディア)は「ベックスさんの紹介だから」と、ある程度の信頼を持って接してくれます。
そこで、適当な仕事をされると、僕の信頼が落ちてしまいます。
ゆえに、僕は紹介する人を選びます。

これは僕に限らず、普通の感覚の人なら誰しも同じです。

むしろ、あなたのことを何も知らないのに、紹介してくれる人は危険だと思った方がいいでしょう。
紹介してくれる人がそもそもゲームメディアに信頼されていない可能性が高いです。

そのあと苦労するのはあなたなので、そこは慎重に判断しましょう。



僕以外のライターと知り合うには、ライター向けの勉強会に参加したり、イベントでPRESSパスをつけた人に話しかけたり(ステージの最中とかはどうかやめてあげてください。仕事中なので空気を読んだ対応を)するといいでしょう。

そこでライターになりたい、やってみたい、と気持ちを伝えれば、対応してくれる人もいるかもしれません。



誤解しないでほしいのが、ライターをゲーム業界への通り道にしろと言っているのではなく、ライターを含め、ゲーム関係の仕事に触れる機会としてやってみるといいのではないか、という話です。



最後に、今回の記事を読んで「めんどくさい」と思ったあなた。

ゲーム業界は本当に「めんどくさい」ので、やめておいた方がいいと思います。

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